塩沢紬のTシャツ 新潟県立塩沢商工高等学校
2022/10/22
地元の新潟県立塩沢商工高等学校の3年生20人が選択授業「伝統統織物を使った服飾手芸」に使用する塩沢紬を、当館で手織り体験して織り上げました。
当館では、その熱き取り組みに賛同して、塩沢紬の生地を各人に1枚づつ無償提供して作品創りにご利用頂くことにしました。
自分で織り上げた塩沢紬と組み合わせて作品を制作し、11月8日(火)開催の文化祭で発表します。
どんな作品が出来るか今からわくわくドキドキです。
そこには、「伝統織物の新たな未来」が潜んでいる様でウキウキしています。
高校生の取り組み「伝統織物を使った服飾手芸」と当館の制作コンセプト「伝統織物の普段使い」とが完全に一致することから、当館では、「塩沢紬のTシャツ」を製作しリーズナブルな価格で11月に発表する事とし、この度試作品第1弾が出来ました。
塩沢紬Tシャツ第1弾のデザインは、南魚沼市を象徴する「雪」と「米」に決定しました。
それを塩沢紬で型取ってメロー加工を施した上でパッチワークしたシンプルなデザインです。
雪のデザインは、鈴木牧之著「北越雪譜(初編上之巻)」の「顕微鏡以て雪状を審ふ視とる図」にある雪の結晶35柄の1つをモチーフにデザインしました。
「米=魚沼コシヒカリ」は、南魚沼市の観光PRキャラクター「こめつぐくん」をモチーフにしてシンプルに表現したオリジナル「米つぶチャン」です
同時にポロシャツも揃えました。只今、第2弾のデザインを考案中です。
皆様からアドバイス・リクエスト・お知恵拝借等々を頂ければ幸いです。