塩沢つむぎ記念館のご紹介③ 1階展示場(塩沢織の着物)
2022/11/12
当館は、織の文化の発信拠点として平成3年10月12日にオープンしました。
お陰様で今年で32周年を迎えました。
1200年の塩沢織の文化を見て、聞いて、触れて、体験して、装って
「織のフルコース」をお楽しみ頂けるお洒落な文化施設です。
そのフルコースの1つ「装う」についてご案内致します。
1200年の伝統織物をリーズナブルに産直価格で装って頂く為に、
織元南雲織物工場製の塩沢織(塩沢紬・本塩沢・夏塩沢/越後上布)を多数ご用意しております。
もちろんお仕立ても国内手縫いで承っております。
お気軽に安心して本物をお楽しみ下さい。
ここでは、「塩沢織の着用機会」についてお話致します。
真綿糸を原料とする「塩沢紬」は、真綿特有のふんわり感を活かして袷仕立てにして11月から4月までお召頂きます。
お色目によっては単仕立てにして9月から10月と5月から6月にお召頂きます。
「本塩沢」は、特有のシャリ感を活かして単仕立てにして9月から10月と5月から6月にお召頂きます。
お色目によっては袷仕立てにして11月から4月までお召頂きます。
「夏塩沢」と「越後上布」は通気性と透け感を活かして単仕立てにして盛夏の着物として7月から8月にお召頂きます。
次回は、当館の取扱商品の1つ「塩沢織の生地工芸品」についてご紹介します。