新潟日報(塩沢織着物の羽織り体験)
2023/03/15
過日(3/10)当館のSNSでご案内した、上越国際スキー場のホテルグリーンプラザ上越でインターンシップの研修を行っているフィリピンとベトナム(ホーチミン・ハノイ)からお越しの27人の留学生が、3月8日(水)と9日(木)の2日間に渡って当館で行った、2階織工房でのお話・見学・感触・体験・そして新企画「塩沢織着物の羽織り体験」の様子が3月15日(火)の新潟日報の朝刊(魚沼版)で紹介されました。
留学生の皆さんは、2階織工房で塩沢織の種類・歴史・原料などのお話を聞きながら。
苧績み(麻糸作り)や機織り(地機・高機)などの実演を真剣な眼差しで見学されました。
更に、塩沢4大織物(越後上布・本塩沢・塩沢紬・夏塩沢)をビックリした様子で実際に触れて織の3要素の1つ「風合い」を体感し、春向き、夏向き、秋向き、冬向きの風合いを実感していました。
そして、1階織物アート体験コーナーでは、塩沢織の生地を使ってイヤリングやピアス、ブローチなどの小物作り体験を和気あいあいに楽しんでいました。
まさに1200年の塩沢織の文化を見て、聞いて、触れて、体験してのフルコースです。
そしてこの度の新規格「塩沢織着物の羽織り体験」にもチャレンジされて日本の民族衣装「着物」を身近なモノとしてご堪能頂きました。
アフターコロナを見据えて、外国からのお客様にも、日本の民族衣装「着物」の持つ和の雰囲気と気分を、正式な着付ではなく、堅苦しくなく気軽に、スピディーに、リーズナブルに味わって頂く為に、「羽織り体験」と銘打って試験的に実施しました。
一番の好評で、皆さんは盛んに撮影していました。
この企画は、皆様のご意見ご希望を拝聴しながら更に検討を加えて、現在実施中の①機織り体験②織物アート体験③蚕の飼育体験に加えて、第4の体験メニュー「塩沢織着物の羽織り体験」として確立し、宿泊施設・グルメ施設観光施設の皆さんと行政と連携して、インバウンドの皆様にも喜んで頂けるように努めます。
ご支援の程宜しくお願い致します。